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2015年に観た映像作品の感想まとめ - 2015.12.25 Fri
タイトルの通りです。
ネタバレを含みます。
というわけで、今年観た映像作品に独断と偏見だけで得点をつけていきながら感想なんぞ書いていきたいと思います。
もう一度言いますけど盛大にネタバレしてると思うので、親の仇よりネタバレを許さない方はこの先読まないほうがいいと思います。
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』
2000万点/100点満点中
超時空魔神エタルガーを倒すためにウルトラマンギンガとビクトリーがフュージョンして最強戦士になるぞ。
女性陣は生足でキックするし男性陣はイケメン同士の距離が近いしウルトラマンは平成以降のウルトラ戦士が大集合してお祭り感のある映画でした。
上映後、隣に座っていた子連れのお父さんの
『やっぱりウルトラマンが並んでる姿はいいなあ……』
というつぶやきがすべてを語っていました。わかる。いいよね。いい。
『ジュラシック・ワールド』
3億点/100点満点中
帰って来た恐竜テーマパーク。よせばいいのに営業再開。
パークの目玉として遺伝子操作によって各生物の最もヤバい部分だけを集めて最強最悪の恐竜「インドミナス・レックス」を創ったぞ!よせばいいのに!
案の定暴走して脱走!だから言っただろ!
今回は恐竜トレーナーのオーウェンと恐竜たちの触れ合いがたくさん見られて最高という感じがするし、モササウルス先輩の雄姿を拝めて最高という感じがするし、そもそも最高の生き物である恐竜が出てくるんだぞ!それも1匹や2匹じゃない!こんなにたくさん出てくる!ふざけるな!それだけで最高だろうが!
つまり最高の映画ということです。そういうことなんだ!
印象的だったシーンはインドミナス・レックスの暴走直後、オーウェンが「微妙なバランスで成り立って」並べられていた恐竜フィギュアをキレ気味になぎ倒すシーンと、パークの全景が映し出される瞬間にメインテーマがかかるシーン。
特に後者は絶頂したね。いや普通するでしょ……えっ?しないの!!?それは……泌尿器科に行ったほうがいいのでは……?
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
8億点/100点満点中
火薬と車と世紀末が大量に詰まった映画。
もういろんなところで散々語りつくされていますが世界観の作り込みが半端ないです。
ストーリーは「家出して返ってくる」だけと単純極まりないですが、道中でたくさんのクルマがブブウーン!爆発ドーン!ドラムとギターがギュギューン!火柱ボボーン!ババアがババーン!バンバンバーン!ピュウー!ピュウー!ピュウー!する感じで、男の子の好きなものを全トッピングしたチョコバットで脳の中枢をほじくられてすべてが解放されていくのを感じます。
公開初日に朝イチで映画館に行きましたが、正直良すぎて、あまりの良さに自分の感覚が信じられなくなって「本当にこの映画は良かったのか……?こんなに良さを感じるなんておかしくないか?」と狼狽えたくらい良かった。
余談ですが、驚いたのは映像ソフトが発売された後のこと。
この映画は前述のとおり「豚骨ラーメンの上にピザを乗せて上からラードとマヨネーズをかけた」ような、あまりにもカロリーの高いギットギトのオイリー映画。
喜び勇んで作業用BGMとして使ってみたところ、ものすごく負担が大きくて逆に疲れてしまった。
劇中でウォーボーイズが何度も叫ぶ「Witness me!!」という台詞は、この映画自体が「ながら視聴」を許さない、観ることを強制してくる映画という意味で、まさしく今作を象徴している台詞だと思うのでした。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
3000万点/100点満点中
トム・クルーズ演じるイーサン・ハント君、またしても世界を救うの巻。
相変わらずトム様の「ヒュゥ~ッ!オレって最高にカッコいい~ッ!」を全力で楽しむ感じでしたが、別にナルシシスティックないやらしさはなく、むしろいろんなスタントをトム様本人がこなしておられるゆえ、彼のプロ根性に頭が下がる気分になります。
前作『ゴースト・プロトコル』を観た時にも感じたことなんですが、今回もイーサン君は敵組織によってどうしようもないくらい酷い目に遭わされるんですが、その割には敵のボスを倒すときの印象が「あんなに酷い目に遭ったのに!こんなもんで済ませるの!?」という感じで、カタルシスがあんまり感じられないのがちょっと残念だった。
敵が知りたがっているデータを瞬時に記憶したうえで記憶媒体をぶっ壊して「お前の知りたいものはもう僕の頭の中にしかないから僕を殺すと後悔するぞ」と交渉するシーンなんかは脳汁が鼻から全部垂れ流しになるくらいカッコよかったんだけどなあ。
『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
1億2000万点/100点満点中
仮面ライダードライブこと泊進之介。彼の息子を名乗る泊エイジは、ロイミュードに支配された未来を変えるために現代へとやってきたタイムトラベラーだった!という、仮面ライダーとターミネーターとバック・トゥ・ザ・フューチャーを足して50倍界王拳したような映画。
正直ストーリー的に不思議な部分はあった(ベルトさんの破壊衝動は元からのものだったのか?など。個人的な解釈ではTVシリーズ本編でバンノドライバーを造る際に一時的に敵にベルトさんが奪われたときにプログラムされたのかなあとか考えています)が、それを含めても笑いあり、涙あり、王道のカッコよさあり、どんでん返しあり、面割れあり、警察組織との連携あり、親子ダブル変身ありと、あらゆる素晴らしい要素を全部突っ込んだような展開、こんなのアツくならないわけがないぞ!
あと泊さんはやたら泣くのがいいよ。それもボロッボロになったうえで目を腫らして泣くのが良い。
涙の数だけ強くなる、それが仮面ライダードライブなのだ!
『ピクセル』
8000万点/100点満点中
レトロゲームを題材にした映画ということでオタクのゲーマーが大活躍する映画。
おそらくこの映画で最大級に盛り上がるシーンであろう対センチピード戦は、同時に「ゲームが得意なだけで身体能力的には一般人程度のオタクが軍人を圧倒して大活躍するのはおかしいのでは?」という疑念が出まくる最大級のツッコミどころなシーンでもあると思われます。
が!このシーンは言わば、ただのいちゲーマーだったおっさんが、筋肉パワーによって社会の上位カーストに位置するパンピーを完全論破する瞬間であって、Twitterでよくある
パンピー「(趣味に無理解な発言)」→オタク「(華麗に完全論破)」→パンピー「」
という「妄想上でパンピーを叩きのめすやりとり」を映像化したようなもんなんです。そこに「実現可能かどうか」なんて無粋なことを差し挟む余地はないんですよ!
見えてくるのは「このシーンを観て心が躍ったならRT」のハッシュタグ。だったら何も言わずに心の中でそっと同意のリツイートだ。
『キングスマン』
2億3000万点/100点満点中
スーツのおじさまのスパイがキレたアクションをする映画。こいつらこういうのが好きなんだろうなあ、という感じがすごく伝わってくるし、お前らもこういうのが好きなんやろ?という感じもまたすごく伝わってくるぞ。
劇中、主人公ハリーが敵役であるヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソンです。実際「いかれた敵役ならこいつ出しとけばいいやろ感」あるよね。わかる)邸に潜入し料理をもてなされるシーンがあり、クロッシュを開くと中に入っていたのはなんとビッグマックだったんですが、この「上品な包装、中身は俗」というのはまさにこの映画を端的に表している感じがします。
でも実際は「クロッシュの中にビッグマック」って言うよりも、「ヴィトンのバッグから下痢糞取り出しました」くらいの露悪性あるよね。それもわかってやってる感じの。だから個人的なカテゴライズとしては、文句なく「スカトロ映画」の部類。でもその露悪的なところが!そういうところが!好きだ……最高ですね(最高です)。
あと、この映画を観た後はスーツを着たくなる。いい映画の証拠だ!
『アントマン』
1億点/100点満点中
ハァイ!私、スコット。人生踏み外したおっさん!いつものように悪友とキケンなお仕事していたら、ひょんなことからスーパーヒーロー「アントマン」になっちゃった!いったいこれから私、どうなっちゃうの~!!?
アントマンは身体を小さくすることができる能力を持ったヒーロー。そのためおもちゃの列車の上を飛び回ったり、iPhoneのホームボタンの上で踏ん張った結果Siriが起動したりといったギミック重視の戦いが今作の魅力。
なんですが!!正直縮小ギミックを魅せる戦闘よりも、劇中でアベンジャーズの基地に潜入したりする際などの「パンピー(今でこそヒーローだけど、感覚的にはパンピー)の人間から見たアベンジャーズという存在がどう映っているか」を掘り下げてきたことの方が楽しかった。正直敵役のイエロージャケットも「あれっなんかハゲがキレて襲ってきた」くらいのポッと出感があったので、戦っててもあんまり燃えませんでした。
あと、ラストでアベンジャーズ加入をほのめかしていましたけど、彼には市井の人感覚を持っていてほしいし、悪友との関係も続いてほしいし、アベンジャーズではできないダーティーなことをやってほしいと思うのでした。
『ジョン・ウィック』
1億8000万点/100点満点中
伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。結婚を機に業界を引退するも、妻は病死。失意の底にあった彼を救ったのは妻の置き土産である犬。しかしその犬は家に押し入ってきたチンピラに撲殺され、あまつさえ大事な車も盗まれてしまう。チンピラの正体は街の顔役ヴィゴのドラ息子、ヨセフ。観客のヨセフに対するヘイトが最高潮の中、やったぜ!ジョン・ウィックの闘争本能に火が付いた!彼はもはやヨセフの息の根を止めるまで止まらない殺戮マシン!邪魔するやつは全員あの世行きだ!ジョン・ウィックを演じるのはキアヌ・リーブス!彼のキレッキレのアクションを目に焼き付けろ!
と、言ったものの、実際はアクション映画というか「るるぶ映画」でした。
暗殺者業界のしきたりや、暗殺者御用達のホテル、仕事の後始末をしてくれる清掃業者、業界でのみ通用する貨幣、などなど。
「大型連休は暗殺者の世界を歩いてみよう!」的な、業界の一端を覗く感じの世界観の作り方をしているところが印象的でした。
もちろんアクションシーンもすごかったよ。
あと意外すぎるくらい意外だったのが、結構な数の方々が「犬と車程度でマフィアを相手にするのは動機として弱い」と言っていたこと。
劇中、ヴィゴもヨセフもさんざん「たかが犬と車だろうが!」と叫んでいましたが、まさにその感覚なんでしょうか。ご愁傷様です。
『コードネーム U.N.C.L.E.』
4000万点/100点満点中
『スナッチ』が好きなんですよ。『スナッチ』という映画が好きなんですよね。そうなんです。
で、スナッチを撮っている監督がガイ・リッチーという方なんですけど、その監督が撮っているということで本作を観に行ったんですけども。
なんなんでしょうね。なんなんでしょう。なんなんでしょうか。
バディものが好きな方やスパイものが好きな方や一昔前の雰囲気が好きな方には訴求力が高いんでしょうか。
わたくし、正直あんまりよくわからなかったです。
細かい伏線を張ったすぐ後に解決編をやりたがる感じとか、キャラクターごとに本当にどうでもいい設定をつけたりするのとか、この監督の趣味なんでしょうか。
ただ、そういうキャラごとのプロフィールみたいなのは、スタッフロールに合わせてたくさん流れてきたりしましたけど、実際のところ「こんな技能、あったのかあ~!!?」って思う程度にはあんまり活かしてない感じを受けたりもしました。
でも潜入シーンとかをダイジェストで流したりするのは「この部分はそこまで要らない部分なんで!流すだけやで!な!」って感じがして良いと思いました。
あと映画としては4000万点ですが、劇中の音楽は2億点あげたいくらい良かったです。サントラが欲しくなる。
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
6億点/100点満点中
良さがあった。ただ、良さだけがあった。
僕はOVAを未視聴の状態で映画を観に行ったんですが、映画冒頭で見慣れないキャラが普通に登場していて、それを見た僕は「なんだこいつら、さてはOVAに登場してたキャラに違いないぜ!こんなことならOVAも観ておけばよかった!」と思ったんですが。
後で聞いた話だと単純に新キャラだったそうです。
視聴直後のテンションはじんわりと高い感じで、圧倒的にボルテージが振り切れるような昂ぶりがあるわけでもなく、OVA観ておけばよかった的な後悔とかも色々あったせいで視聴直後に感じた総合点は6億点くらいでした。
ただ、観終わった後長く残る感じというか、翌日、翌々日と、映画の記憶がリフレインするたびにボーナス点が1000万点単位で加算される感じで、つまるところ、月並みな言葉になりますが、「ガルパンはいいぞ」としか言いようがない。
正直なところ、マッドマックスよりも良かったかもしれない。爆発的な加速はないけどトップスピードは最高レベルという印象でした。
『ウルトラマンX』本編
5億点/100点満点中
映画じゃないけどこの1年の特撮作品で一番面白かったと思う。
今までにない切り口からウルトラマンとそれを取り巻く環境を描いてみたり、今までのすべてが一つになって敵に打ち勝つ最終話とか、もう最高でしょという感じがする。むしろ最高という感じ以外に何があるのって話だよ!
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
8000万点/100点満点中
テキトーに茶化しながら感想書いてますけど、刺さないでください!
※ネタバレのため反転で読んでください。
最初に行っておくと、僕はスター・ウォーズの熱心なファンではありません。
エピソード4とか最後に観たのなんてもう10年以上前だし、内容もほとんど覚えてなかったので、エピソード7公開前に一応今までの作品全部おさらいしておくか~って思って、一通り観返しはしましたけど、観ながら「ヨーダ完全にクスリでもキメてるだろ……」とか「ボバ・フェット、使えね~!」とか言って笑って観てるような人間です。
そんな程度のスター・ウォーズ熱で観に行ったエピソード7!率直な感想としては「普通にスター・ウォーズしてた」という感じでした。
エピソード1~3のころの(今の目で見たら)作り物みたいなCGとやたらグロス効果のかかったような画面から、火薬を使ったり画面の色調を抑えた感じにしてたり、最近のトレンドみたいなものをおさえた風にしてるのかなあと思いつつ、全体としては「過不足なくスター・ウォーズ」という印象。
監督がJ・J・エイブラムスに変わったらしいですが、ビッグタイトルなだけあって相当なプレッシャーあったんだろうなあと思いつつ、それでも過不足ない普通にスター・ウォーズしてる映画を出してきたのは、すごいなあと思います。
普通にスター・ウォーズしてる、と言いつつも、主人公が最近流行り(?)の強い女性だったり、元ストーム・トルーパーのジェダイでもなんでもないような一般人がライトセーバー持って敵に立ち向かったり、いろいろと新しいことをしてるなって思った部分もあったんですけど、その中で一番楽しかったのは敵役の連中。
今回の敵であるカイロ・レンくんは圧倒的な力を匂わせつつも、物事がうまくいかないと部下や物に当たり散らすヒステリー持ち。
劇中でベイダー卿の潰れたヘルメットを見ながら「道を示してください」とか言ってますが、お前そうやって形から入って!ベイダー卿の一番真似したらあかん部分だけ真似しちゃってるだろ!なんだかベイダー卿の下位互換みたいになってしまっています。
映画後半で彼は実の父であるハン・ソロを殺害して「俺も一皮むけたぜ……」的な表情を見せるも、直後の戦闘でも別にそこまで活躍せずにフォースの覚醒したレイにボコボコにされるという、割と可愛げのある印象の敵役です(余談ですけど、レイのフォースが覚醒するシーン、カイロ・レンくんの「フォースの使い方を~」的なセリフを聞いたレイが「フォース?なんやフォースって、フォースってなんのことや……(瞑想)……アー……アアーナルホド……わかったぞー!!!」って感じで唐突に覚醒してめちゃくちゃ強くなるの、「あちゃ~、レンくんいらん事言うから~!」ってのも込みで最高に面白かったです)。
さらにその上役っぽい「最高指導者」と呼ばれる存在スノークもまた、登場シーンこそ「何だこの巨人は!?」と驚愕するような巨体で威圧感バリバリなんですが、それは実はただのホログラフで、なんだか「あえて力を誇示するためにでっかいホログラフを使ってるぜ」感がプンプン。
というわけで、今回の敵役は総じて、今までのシス卿のような圧倒的な実力からくる心の余裕のようなものが感じられないというか、「シスとして未熟」な印象を受けたのがすごく新しく感じたし、最高に良かった(もっともスノークはまだ全然登場してないので実際の実力は未知数ですが)。
知人が言っていた、今回の敵役についての「シスのファンクラブ」という評は、言いえて妙だと思いました。
あと前述のとおり、ハン・ソロ死にます。
でももうハリソンもけっこうな齢だし、むしろあのシーンって「これで次回作出る前にハリソンが寿命を迎える可能性を絶った!お疲れさまでした!」って思って安心したよね……。
レジェンド級キャラの登場といえばラストシーンでマーク・ハミル本人が演じるルーク・スカイウォーカーが登場します。
最近キングスマンでマーク・ハミルを見たときは、ホンットにだらしないおっさんだと思ったし、正直出てるって言われても気づかなかったくらいオーラ全ッッ然無かったんですけど、今回のラストシーンで登場したルークは、目つきが「あっ!ルークだ!」って感じになってて、ああきっと本人も相当役作りにプレッシャーあったんだろうなあ、とか、どうでもいいことばかり考えてしまいました。
という感じで、ファンの方に見られたら刺されるんじゃないかとも思うんですが、これがエピソード7の正直な感想だ!
得点は低いって思われるかもしれないけど、そもそもスター・ウォーズは爆発的にドーンとくるような面白さの映画じゃないと思ってる(ただし、シリーズ通して面白さのアベレージがかなり高い)し、言うても8000万点やからな!!?新世界の億越えルーキー達からしたら低く見えるかもしれんけど、七武海のクロコダイルレベルにはヤバいからな!!?
知らん知らん!エピソード8が楽しみです!僕が生きてるうちに完結してくれ!
以上!
今年は豊作だった!来年も楽しみです!
ネタバレを含みます。
というわけで、今年観た映像作品に独断と偏見だけで得点をつけていきながら感想なんぞ書いていきたいと思います。
もう一度言いますけど盛大にネタバレしてると思うので、親の仇よりネタバレを許さない方はこの先読まないほうがいいと思います。
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』
2000万点/100点満点中
超時空魔神エタルガーを倒すためにウルトラマンギンガとビクトリーがフュージョンして最強戦士になるぞ。
女性陣は生足でキックするし男性陣はイケメン同士の距離が近いしウルトラマンは平成以降のウルトラ戦士が大集合してお祭り感のある映画でした。
上映後、隣に座っていた子連れのお父さんの
『やっぱりウルトラマンが並んでる姿はいいなあ……』
というつぶやきがすべてを語っていました。わかる。いいよね。いい。
『ジュラシック・ワールド』
3億点/100点満点中
帰って来た恐竜テーマパーク。よせばいいのに営業再開。
パークの目玉として遺伝子操作によって各生物の最もヤバい部分だけを集めて最強最悪の恐竜「インドミナス・レックス」を創ったぞ!よせばいいのに!
案の定暴走して脱走!だから言っただろ!
今回は恐竜トレーナーのオーウェンと恐竜たちの触れ合いがたくさん見られて最高という感じがするし、モササウルス先輩の雄姿を拝めて最高という感じがするし、そもそも最高の生き物である恐竜が出てくるんだぞ!それも1匹や2匹じゃない!こんなにたくさん出てくる!ふざけるな!それだけで最高だろうが!
つまり最高の映画ということです。そういうことなんだ!
印象的だったシーンはインドミナス・レックスの暴走直後、オーウェンが「微妙なバランスで成り立って」並べられていた恐竜フィギュアをキレ気味になぎ倒すシーンと、パークの全景が映し出される瞬間にメインテーマがかかるシーン。
特に後者は絶頂したね。いや普通するでしょ……えっ?しないの!!?それは……泌尿器科に行ったほうがいいのでは……?
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
8億点/100点満点中
火薬と車と世紀末が大量に詰まった映画。
もういろんなところで散々語りつくされていますが世界観の作り込みが半端ないです。
ストーリーは「家出して返ってくる」だけと単純極まりないですが、道中でたくさんのクルマがブブウーン!爆発ドーン!ドラムとギターがギュギューン!火柱ボボーン!ババアがババーン!バンバンバーン!ピュウー!ピュウー!ピュウー!する感じで、男の子の好きなものを全トッピングしたチョコバットで脳の中枢をほじくられてすべてが解放されていくのを感じます。
公開初日に朝イチで映画館に行きましたが、正直良すぎて、あまりの良さに自分の感覚が信じられなくなって「本当にこの映画は良かったのか……?こんなに良さを感じるなんておかしくないか?」と狼狽えたくらい良かった。
余談ですが、驚いたのは映像ソフトが発売された後のこと。
この映画は前述のとおり「豚骨ラーメンの上にピザを乗せて上からラードとマヨネーズをかけた」ような、あまりにもカロリーの高いギットギトのオイリー映画。
喜び勇んで作業用BGMとして使ってみたところ、ものすごく負担が大きくて逆に疲れてしまった。
劇中でウォーボーイズが何度も叫ぶ「Witness me!!」という台詞は、この映画自体が「ながら視聴」を許さない、観ることを強制してくる映画という意味で、まさしく今作を象徴している台詞だと思うのでした。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
3000万点/100点満点中
トム・クルーズ演じるイーサン・ハント君、またしても世界を救うの巻。
相変わらずトム様の「ヒュゥ~ッ!オレって最高にカッコいい~ッ!」を全力で楽しむ感じでしたが、別にナルシシスティックないやらしさはなく、むしろいろんなスタントをトム様本人がこなしておられるゆえ、彼のプロ根性に頭が下がる気分になります。
前作『ゴースト・プロトコル』を観た時にも感じたことなんですが、今回もイーサン君は敵組織によってどうしようもないくらい酷い目に遭わされるんですが、その割には敵のボスを倒すときの印象が「あんなに酷い目に遭ったのに!こんなもんで済ませるの!?」という感じで、カタルシスがあんまり感じられないのがちょっと残念だった。
敵が知りたがっているデータを瞬時に記憶したうえで記憶媒体をぶっ壊して「お前の知りたいものはもう僕の頭の中にしかないから僕を殺すと後悔するぞ」と交渉するシーンなんかは脳汁が鼻から全部垂れ流しになるくらいカッコよかったんだけどなあ。
『劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー』
1億2000万点/100点満点中
仮面ライダードライブこと泊進之介。彼の息子を名乗る泊エイジは、ロイミュードに支配された未来を変えるために現代へとやってきたタイムトラベラーだった!という、仮面ライダーとターミネーターとバック・トゥ・ザ・フューチャーを足して50倍界王拳したような映画。
正直ストーリー的に不思議な部分はあった(ベルトさんの破壊衝動は元からのものだったのか?など。個人的な解釈ではTVシリーズ本編でバンノドライバーを造る際に一時的に敵にベルトさんが奪われたときにプログラムされたのかなあとか考えています)が、それを含めても笑いあり、涙あり、王道のカッコよさあり、どんでん返しあり、面割れあり、警察組織との連携あり、親子ダブル変身ありと、あらゆる素晴らしい要素を全部突っ込んだような展開、こんなのアツくならないわけがないぞ!
あと泊さんはやたら泣くのがいいよ。それもボロッボロになったうえで目を腫らして泣くのが良い。
涙の数だけ強くなる、それが仮面ライダードライブなのだ!
『ピクセル』
8000万点/100点満点中
レトロゲームを題材にした映画ということでオタクのゲーマーが大活躍する映画。
おそらくこの映画で最大級に盛り上がるシーンであろう対センチピード戦は、同時に「ゲームが得意なだけで身体能力的には一般人程度のオタクが軍人を圧倒して大活躍するのはおかしいのでは?」という疑念が出まくる最大級のツッコミどころなシーンでもあると思われます。
が!このシーンは言わば、ただのいちゲーマーだったおっさんが、筋肉パワーによって社会の上位カーストに位置するパンピーを完全論破する瞬間であって、Twitterでよくある
パンピー「(趣味に無理解な発言)」→オタク「(華麗に完全論破)」→パンピー「」
という「妄想上でパンピーを叩きのめすやりとり」を映像化したようなもんなんです。そこに「実現可能かどうか」なんて無粋なことを差し挟む余地はないんですよ!
見えてくるのは「このシーンを観て心が躍ったならRT」のハッシュタグ。だったら何も言わずに心の中でそっと同意のリツイートだ。
『キングスマン』
2億3000万点/100点満点中
スーツのおじさまのスパイがキレたアクションをする映画。こいつらこういうのが好きなんだろうなあ、という感じがすごく伝わってくるし、お前らもこういうのが好きなんやろ?という感じもまたすごく伝わってくるぞ。
劇中、主人公ハリーが敵役であるヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソンです。実際「いかれた敵役ならこいつ出しとけばいいやろ感」あるよね。わかる)邸に潜入し料理をもてなされるシーンがあり、クロッシュを開くと中に入っていたのはなんとビッグマックだったんですが、この「上品な包装、中身は俗」というのはまさにこの映画を端的に表している感じがします。
でも実際は「クロッシュの中にビッグマック」って言うよりも、「ヴィトンのバッグから下痢糞取り出しました」くらいの露悪性あるよね。それもわかってやってる感じの。だから個人的なカテゴライズとしては、文句なく「スカトロ映画」の部類。でもその露悪的なところが!そういうところが!好きだ……最高ですね(最高です)。
あと、この映画を観た後はスーツを着たくなる。いい映画の証拠だ!
『アントマン』
1億点/100点満点中
ハァイ!私、スコット。人生踏み外したおっさん!いつものように悪友とキケンなお仕事していたら、ひょんなことからスーパーヒーロー「アントマン」になっちゃった!いったいこれから私、どうなっちゃうの~!!?
アントマンは身体を小さくすることができる能力を持ったヒーロー。そのためおもちゃの列車の上を飛び回ったり、iPhoneのホームボタンの上で踏ん張った結果Siriが起動したりといったギミック重視の戦いが今作の魅力。
なんですが!!正直縮小ギミックを魅せる戦闘よりも、劇中でアベンジャーズの基地に潜入したりする際などの「パンピー(今でこそヒーローだけど、感覚的にはパンピー)の人間から見たアベンジャーズという存在がどう映っているか」を掘り下げてきたことの方が楽しかった。正直敵役のイエロージャケットも「あれっなんかハゲがキレて襲ってきた」くらいのポッと出感があったので、戦っててもあんまり燃えませんでした。
あと、ラストでアベンジャーズ加入をほのめかしていましたけど、彼には市井の人感覚を持っていてほしいし、悪友との関係も続いてほしいし、アベンジャーズではできないダーティーなことをやってほしいと思うのでした。
『ジョン・ウィック』
1億8000万点/100点満点中
伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。結婚を機に業界を引退するも、妻は病死。失意の底にあった彼を救ったのは妻の置き土産である犬。しかしその犬は家に押し入ってきたチンピラに撲殺され、あまつさえ大事な車も盗まれてしまう。チンピラの正体は街の顔役ヴィゴのドラ息子、ヨセフ。観客のヨセフに対するヘイトが最高潮の中、やったぜ!ジョン・ウィックの闘争本能に火が付いた!彼はもはやヨセフの息の根を止めるまで止まらない殺戮マシン!邪魔するやつは全員あの世行きだ!ジョン・ウィックを演じるのはキアヌ・リーブス!彼のキレッキレのアクションを目に焼き付けろ!
と、言ったものの、実際はアクション映画というか「るるぶ映画」でした。
暗殺者業界のしきたりや、暗殺者御用達のホテル、仕事の後始末をしてくれる清掃業者、業界でのみ通用する貨幣、などなど。
「大型連休は暗殺者の世界を歩いてみよう!」的な、業界の一端を覗く感じの世界観の作り方をしているところが印象的でした。
もちろんアクションシーンもすごかったよ。
あと意外すぎるくらい意外だったのが、結構な数の方々が「犬と車程度でマフィアを相手にするのは動機として弱い」と言っていたこと。
劇中、ヴィゴもヨセフもさんざん「たかが犬と車だろうが!」と叫んでいましたが、まさにその感覚なんでしょうか。ご愁傷様です。
『コードネーム U.N.C.L.E.』
4000万点/100点満点中
『スナッチ』が好きなんですよ。『スナッチ』という映画が好きなんですよね。そうなんです。
で、スナッチを撮っている監督がガイ・リッチーという方なんですけど、その監督が撮っているということで本作を観に行ったんですけども。
なんなんでしょうね。なんなんでしょう。なんなんでしょうか。
バディものが好きな方やスパイものが好きな方や一昔前の雰囲気が好きな方には訴求力が高いんでしょうか。
わたくし、正直あんまりよくわからなかったです。
細かい伏線を張ったすぐ後に解決編をやりたがる感じとか、キャラクターごとに本当にどうでもいい設定をつけたりするのとか、この監督の趣味なんでしょうか。
ただ、そういうキャラごとのプロフィールみたいなのは、スタッフロールに合わせてたくさん流れてきたりしましたけど、実際のところ「こんな技能、あったのかあ~!!?」って思う程度にはあんまり活かしてない感じを受けたりもしました。
でも潜入シーンとかをダイジェストで流したりするのは「この部分はそこまで要らない部分なんで!流すだけやで!な!」って感じがして良いと思いました。
あと映画としては4000万点ですが、劇中の音楽は2億点あげたいくらい良かったです。サントラが欲しくなる。
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
6億点/100点満点中
良さがあった。ただ、良さだけがあった。
僕はOVAを未視聴の状態で映画を観に行ったんですが、映画冒頭で見慣れないキャラが普通に登場していて、それを見た僕は「なんだこいつら、さてはOVAに登場してたキャラに違いないぜ!こんなことならOVAも観ておけばよかった!」と思ったんですが。
後で聞いた話だと単純に新キャラだったそうです。
視聴直後のテンションはじんわりと高い感じで、圧倒的にボルテージが振り切れるような昂ぶりがあるわけでもなく、OVA観ておけばよかった的な後悔とかも色々あったせいで視聴直後に感じた総合点は6億点くらいでした。
ただ、観終わった後長く残る感じというか、翌日、翌々日と、映画の記憶がリフレインするたびにボーナス点が1000万点単位で加算される感じで、つまるところ、月並みな言葉になりますが、「ガルパンはいいぞ」としか言いようがない。
正直なところ、マッドマックスよりも良かったかもしれない。爆発的な加速はないけどトップスピードは最高レベルという印象でした。
『ウルトラマンX』本編
5億点/100点満点中
映画じゃないけどこの1年の特撮作品で一番面白かったと思う。
今までにない切り口からウルトラマンとそれを取り巻く環境を描いてみたり、今までのすべてが一つになって敵に打ち勝つ最終話とか、もう最高でしょという感じがする。むしろ最高という感じ以外に何があるのって話だよ!
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
8000万点/100点満点中
テキトーに茶化しながら感想書いてますけど、刺さないでください!
※ネタバレのため反転で読んでください。
最初に行っておくと、僕はスター・ウォーズの熱心なファンではありません。
エピソード4とか最後に観たのなんてもう10年以上前だし、内容もほとんど覚えてなかったので、エピソード7公開前に一応今までの作品全部おさらいしておくか~って思って、一通り観返しはしましたけど、観ながら「ヨーダ完全にクスリでもキメてるだろ……」とか「ボバ・フェット、使えね~!」とか言って笑って観てるような人間です。
そんな程度のスター・ウォーズ熱で観に行ったエピソード7!率直な感想としては「普通にスター・ウォーズしてた」という感じでした。
エピソード1~3のころの(今の目で見たら)作り物みたいなCGとやたらグロス効果のかかったような画面から、火薬を使ったり画面の色調を抑えた感じにしてたり、最近のトレンドみたいなものをおさえた風にしてるのかなあと思いつつ、全体としては「過不足なくスター・ウォーズ」という印象。
監督がJ・J・エイブラムスに変わったらしいですが、ビッグタイトルなだけあって相当なプレッシャーあったんだろうなあと思いつつ、それでも過不足ない普通にスター・ウォーズしてる映画を出してきたのは、すごいなあと思います。
普通にスター・ウォーズしてる、と言いつつも、主人公が最近流行り(?)の強い女性だったり、元ストーム・トルーパーのジェダイでもなんでもないような一般人がライトセーバー持って敵に立ち向かったり、いろいろと新しいことをしてるなって思った部分もあったんですけど、その中で一番楽しかったのは敵役の連中。
今回の敵であるカイロ・レンくんは圧倒的な力を匂わせつつも、物事がうまくいかないと部下や物に当たり散らすヒステリー持ち。
劇中でベイダー卿の潰れたヘルメットを見ながら「道を示してください」とか言ってますが、お前そうやって形から入って!ベイダー卿の一番真似したらあかん部分だけ真似しちゃってるだろ!なんだかベイダー卿の下位互換みたいになってしまっています。
映画後半で彼は実の父であるハン・ソロを殺害して「俺も一皮むけたぜ……」的な表情を見せるも、直後の戦闘でも別にそこまで活躍せずにフォースの覚醒したレイにボコボコにされるという、割と可愛げのある印象の敵役です(余談ですけど、レイのフォースが覚醒するシーン、カイロ・レンくんの「フォースの使い方を~」的なセリフを聞いたレイが「フォース?なんやフォースって、フォースってなんのことや……(瞑想)……アー……アアーナルホド……わかったぞー!!!」って感じで唐突に覚醒してめちゃくちゃ強くなるの、「あちゃ~、レンくんいらん事言うから~!」ってのも込みで最高に面白かったです)。
さらにその上役っぽい「最高指導者」と呼ばれる存在スノークもまた、登場シーンこそ「何だこの巨人は!?」と驚愕するような巨体で威圧感バリバリなんですが、それは実はただのホログラフで、なんだか「あえて力を誇示するためにでっかいホログラフを使ってるぜ」感がプンプン。
というわけで、今回の敵役は総じて、今までのシス卿のような圧倒的な実力からくる心の余裕のようなものが感じられないというか、「シスとして未熟」な印象を受けたのがすごく新しく感じたし、最高に良かった(もっともスノークはまだ全然登場してないので実際の実力は未知数ですが)。
知人が言っていた、今回の敵役についての「シスのファンクラブ」という評は、言いえて妙だと思いました。
あと前述のとおり、ハン・ソロ死にます。
でももうハリソンもけっこうな齢だし、むしろあのシーンって「これで次回作出る前にハリソンが寿命を迎える可能性を絶った!お疲れさまでした!」って思って安心したよね……。
レジェンド級キャラの登場といえばラストシーンでマーク・ハミル本人が演じるルーク・スカイウォーカーが登場します。
最近キングスマンでマーク・ハミルを見たときは、ホンットにだらしないおっさんだと思ったし、正直出てるって言われても気づかなかったくらいオーラ全ッッ然無かったんですけど、今回のラストシーンで登場したルークは、目つきが「あっ!ルークだ!」って感じになってて、ああきっと本人も相当役作りにプレッシャーあったんだろうなあ、とか、どうでもいいことばかり考えてしまいました。
という感じで、ファンの方に見られたら刺されるんじゃないかとも思うんですが、これがエピソード7の正直な感想だ!
得点は低いって思われるかもしれないけど、そもそもスター・ウォーズは爆発的にドーンとくるような面白さの映画じゃないと思ってる(ただし、シリーズ通して面白さのアベレージがかなり高い)し、言うても8000万点やからな!!?新世界の億越えルーキー達からしたら低く見えるかもしれんけど、七武海のクロコダイルレベルにはヤバいからな!!?
知らん知らん!エピソード8が楽しみです!僕が生きてるうちに完結してくれ!
以上!
今年は豊作だった!来年も楽しみです!
| 2015-12-25 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
アックス・コップ アクションフィギュア シリーズ1 - 2014.08.26 Tue
お久しぶりです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
クソ久々の更新となりますが、今回もフィギュアの話題でございます。
今回ご紹介いたしますのは、
『アックスコップ』でございます。
アックスコップとはなんぞや?という方のために軽く説明を。
『アックスコップ』とは、マラカイ・ニコル(ストーリー担当)とイーサン・ニコル(作画担当)の二人によって生み出されたWebコミックである!(公式サイトはこちら)
ちなみにマラカイとイーサンは親子である!
さらに言うと、マラカイ君は5歳の男子である!
つまり5歳の男の子が考えた超展開と下ネタと男子の喜ぶサムシングが満載のストーリーを、パパの超絶画力によってWebコミック化したものだ!
これがまた面白えんだ!
ストーリーは意味が分からなすぎる!絵はうますぎる!わけがわからねえ!なのに有無を言わさず突っ走るパワー!ヤバいぜこいつは!
書籍化もされています。
Webコミックはネット上から消滅したらそれきりになってしまうので、やはり紙媒体で持っていたいですね。
で!
このイカれた作品は何を間違えたのかアニメ化までされ、そしてついにアクションフィギュアが発売されることになったのです。
それがこちら。
メズコ 4インチアクションフィギュア
アックスコップ
メズコ社から発売されたアクションフィギュアのシリーズ1では3人のキャラクターがラインナップ。
主人公のアックスコップはもちろんラインナップに入っています。
名前の由来にもなっている赤い斧が眩しいぜ!
ここまで特に触れないままでしたが、なにゆえ警官が斧を持っているのか?という疑問を抱く方もいるでしょう。
彼がアックスコップとなるに至った理由は、コミックの冒頭で鮮やかに(1コマで)説明されています。
『ある日、警官は火災現場で消防士の斧を見つけた。
それは、彼がアックスコップになった日だった。』
以上。
なったんです。
なったものは仕方がない。
斧の他にも「レモングレネード」と「プープサッカーガン」が付属。
レモングレネードは見たまんまレモンの形をした手榴弾。
プープサッカーガンは銃の形をしたバキューム機。何をバキュームするのかはあえてここでは言いませんが、多分すぐにわかると思います。
首、腰、両肩、両足が可動。
首の可動の自由度がかなり高いのと腰の回転がいい感じに働いているので可動箇所が少ないことはあまり気になりません。やはりフィギュアの演技は首の可動が肝!
しかし自立は困難な上にベースも付属せず、スタンド用の穴などもまったく無いのは残念。
また、アックスコップには「ユニベイビー」が付属。
ユニベイビーとはその名の通り、頭からユニコーンのような角が生えた赤ん坊です。なおこの角には魔法の力が宿っています。
「なぜそんなものが生えているのか?」なんて聞いてはいけません。生えているから生えているんです。
余談ですが、「サイドロゾン」という単眼の巨大ロボットが街で暴れていたとき、このユニベイビーは鋭い角で目を狙うための投擲武器として使用されました。ツッコんではいけません。
では2人目のキャラクターへ。
落ち着いて、何も考えずにこいつを見てほしい。
メズコ 4インチアクションフィギュア
アボカドソルジャー
「アボカドソルジャー」。
どうみてもアボカド、そして明らかにソルジャー。
何も言うな!見たままを受け入れろ!
「なんなんだこいつは!なんでアボカドなんだ!」と思う方もいると思います。
そんな方のために彼の出自について説明すると、彼はもともとアックスコップのパートナーである「フルートコップ」というキャラクターでした(ちなみにフルートコップ自体はどういうキャラなのかというと、名前の通り笛を吹いているハゲのおっさんです)。
アックスコップとフルートコップが火山の島へ恐竜ギャングを退治しに向かったときのこと。
アックスコップが斧で恐竜の首を切断したとき、フルートコップが恐竜の返り血を浴びてしまいます。
その瞬間、恐竜の血の力はフルートコップを「ダイナソーソルジャー」へと変貌させたのでした。
ちなみにここまでの流れですが、
コミック開始。冒頭で警官が斧を発見する。(1コマ目)
彼がアックスコップを名乗り、パートナーを探す。(2コマ目)
フルートコップがやってきて、チーム結成。恐竜ギャングを退治しに行くことを告げる。(3コマ目)
恐竜ギャングと対決。(4コマ目)
恐竜の首を切断、フルートコップが返り血を浴びる。(5コマ目)
フルートコップがダイナソーソルジャーに変貌。(6コマ目)
アックスコップとダイナソーソルジャーが新チーム結成!第1話終了。(7コマ目)
と、アックスコップ誕生からフルートコップとのチーム結成、そしてダイナソーソルジャーへの変貌までがたったの7コマ。ついてきているか?
その後、新しい武器を買うための資金が必要になったアックスコップとダイナソーソルジャーは、果物屋でのバイトを始めます。
そしてバイト中にアボカドを食べたダイナソーソルジャーは、アボカドの力によって新戦士アボカドソルジャーへと変貌したのだ!
アイエエエ!?ナンデ!?アボカドナンデ!?とか言ってる場合じゃねえ!そういうものなんだ!考えるな!感じろ!
ちなみに、アボカドソルジャー誕生の際にアックスコップはレモンを食べていたんですが、彼に訪れた変化は「レモンが斧に刺さった」だけ。その名も「アックスコップ with レモン」。なんでや。
どうやらこの世界では生き物の返り血を浴びると体に変化が起きるのが常識(?)らしく、サメの返り血を浴びたら口がサメのようになったとか、カニを食ったら体がカニの甲羅で覆われたとか、明らかに狂ってるとしか思えないこれらの超常現象ですら日常茶飯事のようです。
アボカドソルジャーには「折れたユニベイビーの角」が付属。
頭に装着することで、劇中同様に「ユニアボカドソルジャー」へと生まれ変わることが可能。
ダイナソーソルジャーの時に使用していたマシンガンと、フルートコップの時に吹いていたフルート(ここでのフルートは、縦笛のことです)が付属。
ユニベイビーの角も含めてフル装備させるとまったく意味が分からねえ!!
なおアボカドソルジャーにはベースも付属します。
アックスコップはベースがなくてもなんとか自立できましたが、アボカドソルジャーは自立が不可能なためと思われます。
じゃあ3人目いきます!
アボカドソルジャーの後なら何が来ても驚かないぞ!
メズコ 4インチアクションフィギュア
Dr.ドゥードゥー&ドゥードゥーソルジャー
アックスコップの敵役である「Dr.ドゥードゥー」がラインナップ!どう見てもう○こです、本当にありがとうございました。
ちなみに、「ドゥードゥー(Doo Doo)」とはう○こを意味する言葉です。うん、多分そうだと思った。
こちらの大きいほうはDr.ドゥードゥーの配下の兵隊である「ドゥードゥーソルジャー」。訳して「うん○こ兵士」。さすが5歳児の原作は本能的欲求に忠実だ!
見た目は「剣とプロテクターで武装した、腕の生えたう○んこ」。この世の地獄か。
あとサラッと流したけど、「大きいほう」って言うのはサイズのことだからな!大きいってのは、その、そういう意味じゃないから!
今「サラッと流した」って言ったけど、流すってそういう意味じゃないから!
こちらの小さいほうがDr.ドゥードゥー様。
大量のドゥードゥーソルジャーを率い、アックスコップとアルティメットバトルを繰り広げます。
Dr.ドゥードゥーを倒す方法は本人曰くたった一つしかない上にその方法は秘密にされているのですが、アックスコップの冴えわたる勘はその方法が「Dr.ドゥードゥーの故郷の世界であるプラネットプープ(う○こ星)を破壊すること」であると一瞬で看破します。
「しかしプラネットプープを破壊する方法はたった一つしかない!」と余裕綽々のDr.ドゥードゥーですが、破壊に必要な武器であるプープサッカーガン(前述のバキューム機)はその2コマ後に店で購入することでアッサリ手に入ります。
うん○こ星もろともドクターうんこ○を吸引し全ては終わったのでした。めでたしめでたし。
以上、アックスコップのアクションフィギュア、シリーズ1のラインナップの紹介でした……が!
実はもう一つアイテムがあるのです。
それがこちら。
メズコ 4インチアクションフィギュア ボックスセット
ウェクスター&アックスコップ
アックスコップが跨るのは、ペットである「ウェクスター」!
今まで紹介した3人はブリスター販売でしたが、恐竜ウェクスターは大型アイテムとしてボックス販売されました。
しかしこのデザイン!うわなんだこりゃ馬鹿か!?
「両腕がガトリング銃となったティラノサウルス」の文面だけで射精するくらいイカすぜ!男の子が大好きなものをすべて詰め込んだ感じだ!
可動のほうは口の開閉と両腕のガトリングが根本で可動するだけですが、シリーズ中の他のフィギュアと比べて明らかにディテールが異常です。
リアルすぎるのです。
このリアルさ、何か引っかかります。
ものすごい既視感を感じます。
既視感の原因であるPAPO社のティラノサウルスと並べてみました。
ビックリするほどそっくりです。
パーツの角度などの細かい部分は微妙に異なるのですが、ポーズや全体的な印象などは同一のものに見えます。
OEM製品なのかな……?
近くで見ると、ウェクスターのほうが肌のモールドが若干ヌルいです。
シリーズの他の製品に合わせてあえてディテールの密度を落としたのかしら?それともただ単にPAPO製品から型取りしたための劣化……?
あくまで個人的な予想なので、詳細は謎です。
ボックスセットに付属しているアックスコップは通常版とは違い、ウェクスターに跨れるようにがに股気味になっているほか、表情も落ち着いたものになっています。
アルティメットバトルの始まりだ!
というわけで、アックスコップのアクションフィギュアの紹介でした。
アックスコップ、何もかもがブッ飛んでて最高に面白いので超オススメです。興味があったらぜひ。
英語のWebコミックですが、英語読めなくてもフィーリングでなんとかなりますから。
2Pカラー
警官コスプレエミリアさん。触発されたさ!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
クソ久々の更新となりますが、今回もフィギュアの話題でございます。
今回ご紹介いたしますのは、
『アックスコップ』でございます。
アックスコップとはなんぞや?という方のために軽く説明を。
『アックスコップ』とは、マラカイ・ニコル(ストーリー担当)とイーサン・ニコル(作画担当)の二人によって生み出されたWebコミックである!(公式サイトはこちら)
ちなみにマラカイとイーサンは親子である!
さらに言うと、マラカイ君は5歳の男子である!
つまり5歳の男の子が考えた超展開と下ネタと男子の喜ぶサムシングが満載のストーリーを、パパの超絶画力によってWebコミック化したものだ!
これがまた面白えんだ!
ストーリーは意味が分からなすぎる!絵はうますぎる!わけがわからねえ!なのに有無を言わさず突っ走るパワー!ヤバいぜこいつは!
書籍化もされています。
Webコミックはネット上から消滅したらそれきりになってしまうので、やはり紙媒体で持っていたいですね。
で!
このイカれた作品は何を間違えたのかアニメ化までされ、そしてついにアクションフィギュアが発売されることになったのです。
それがこちら。
メズコ 4インチアクションフィギュア
アックスコップ
メズコ社から発売されたアクションフィギュアのシリーズ1では3人のキャラクターがラインナップ。
主人公のアックスコップはもちろんラインナップに入っています。
名前の由来にもなっている赤い斧が眩しいぜ!
ここまで特に触れないままでしたが、なにゆえ警官が斧を持っているのか?という疑問を抱く方もいるでしょう。
彼がアックスコップとなるに至った理由は、コミックの冒頭で鮮やかに(1コマで)説明されています。
『ある日、警官は火災現場で消防士の斧を見つけた。
それは、彼がアックスコップになった日だった。』
以上。
なったんです。
なったものは仕方がない。
斧の他にも「レモングレネード」と「プープサッカーガン」が付属。
レモングレネードは見たまんまレモンの形をした手榴弾。
プープサッカーガンは銃の形をしたバキューム機。何をバキュームするのかはあえてここでは言いませんが、多分すぐにわかると思います。
首、腰、両肩、両足が可動。
首の可動の自由度がかなり高いのと腰の回転がいい感じに働いているので可動箇所が少ないことはあまり気になりません。やはりフィギュアの演技は首の可動が肝!
しかし自立は困難な上にベースも付属せず、スタンド用の穴などもまったく無いのは残念。
また、アックスコップには「ユニベイビー」が付属。
ユニベイビーとはその名の通り、頭からユニコーンのような角が生えた赤ん坊です。なおこの角には魔法の力が宿っています。
「なぜそんなものが生えているのか?」なんて聞いてはいけません。生えているから生えているんです。
余談ですが、「サイドロゾン」という単眼の巨大ロボットが街で暴れていたとき、このユニベイビーは鋭い角で目を狙うための投擲武器として使用されました。ツッコんではいけません。
では2人目のキャラクターへ。
落ち着いて、何も考えずにこいつを見てほしい。
メズコ 4インチアクションフィギュア
アボカドソルジャー
「アボカドソルジャー」。
どうみてもアボカド、そして明らかにソルジャー。
何も言うな!見たままを受け入れろ!
「なんなんだこいつは!なんでアボカドなんだ!」と思う方もいると思います。
そんな方のために彼の出自について説明すると、彼はもともとアックスコップのパートナーである「フルートコップ」というキャラクターでした(ちなみにフルートコップ自体はどういうキャラなのかというと、名前の通り笛を吹いているハゲのおっさんです)。
アックスコップとフルートコップが火山の島へ恐竜ギャングを退治しに向かったときのこと。
アックスコップが斧で恐竜の首を切断したとき、フルートコップが恐竜の返り血を浴びてしまいます。
その瞬間、恐竜の血の力はフルートコップを「ダイナソーソルジャー」へと変貌させたのでした。
ちなみにここまでの流れですが、
コミック開始。冒頭で警官が斧を発見する。(1コマ目)
彼がアックスコップを名乗り、パートナーを探す。(2コマ目)
フルートコップがやってきて、チーム結成。恐竜ギャングを退治しに行くことを告げる。(3コマ目)
恐竜ギャングと対決。(4コマ目)
恐竜の首を切断、フルートコップが返り血を浴びる。(5コマ目)
フルートコップがダイナソーソルジャーに変貌。(6コマ目)
アックスコップとダイナソーソルジャーが新チーム結成!第1話終了。(7コマ目)
と、アックスコップ誕生からフルートコップとのチーム結成、そしてダイナソーソルジャーへの変貌までがたったの7コマ。ついてきているか?
その後、新しい武器を買うための資金が必要になったアックスコップとダイナソーソルジャーは、果物屋でのバイトを始めます。
そしてバイト中にアボカドを食べたダイナソーソルジャーは、アボカドの力によって新戦士アボカドソルジャーへと変貌したのだ!
アイエエエ!?ナンデ!?アボカドナンデ!?とか言ってる場合じゃねえ!そういうものなんだ!考えるな!感じろ!
ちなみに、アボカドソルジャー誕生の際にアックスコップはレモンを食べていたんですが、彼に訪れた変化は「レモンが斧に刺さった」だけ。その名も「アックスコップ with レモン」。なんでや。
どうやらこの世界では生き物の返り血を浴びると体に変化が起きるのが常識(?)らしく、サメの返り血を浴びたら口がサメのようになったとか、カニを食ったら体がカニの甲羅で覆われたとか、明らかに狂ってるとしか思えないこれらの超常現象ですら日常茶飯事のようです。
アボカドソルジャーには「折れたユニベイビーの角」が付属。
頭に装着することで、劇中同様に「ユニアボカドソルジャー」へと生まれ変わることが可能。
ダイナソーソルジャーの時に使用していたマシンガンと、フルートコップの時に吹いていたフルート(ここでのフルートは、縦笛のことです)が付属。
ユニベイビーの角も含めてフル装備させるとまったく意味が分からねえ!!
なおアボカドソルジャーにはベースも付属します。
アックスコップはベースがなくてもなんとか自立できましたが、アボカドソルジャーは自立が不可能なためと思われます。
じゃあ3人目いきます!
アボカドソルジャーの後なら何が来ても驚かないぞ!
メズコ 4インチアクションフィギュア
Dr.ドゥードゥー&ドゥードゥーソルジャー
アックスコップの敵役である「Dr.ドゥードゥー」がラインナップ!どう見てもう○こです、本当にありがとうございました。
ちなみに、「ドゥードゥー(Doo Doo)」とはう○こを意味する言葉です。うん、多分そうだと思った。
こちらの大きいほうはDr.ドゥードゥーの配下の兵隊である「ドゥードゥーソルジャー」。訳して「うん○こ兵士」。さすが5歳児の原作は本能的欲求に忠実だ!
見た目は「剣とプロテクターで武装した、腕の生えたう○んこ」。この世の地獄か。
あとサラッと流したけど、「大きいほう」って言うのはサイズのことだからな!大きいってのは、その、そういう意味じゃないから!
今「サラッと流した」って言ったけど、流すってそういう意味じゃないから!
こちらの小さいほうがDr.ドゥードゥー様。
大量のドゥードゥーソルジャーを率い、アックスコップとアルティメットバトルを繰り広げます。
Dr.ドゥードゥーを倒す方法は本人曰くたった一つしかない上にその方法は秘密にされているのですが、アックスコップの冴えわたる勘はその方法が「Dr.ドゥードゥーの故郷の世界であるプラネットプープ(う○こ星)を破壊すること」であると一瞬で看破します。
「しかしプラネットプープを破壊する方法はたった一つしかない!」と余裕綽々のDr.ドゥードゥーですが、破壊に必要な武器であるプープサッカーガン(前述のバキューム機)はその2コマ後に店で購入することでアッサリ手に入ります。
うん○こ星もろともドクターうんこ○を吸引し全ては終わったのでした。めでたしめでたし。
以上、アックスコップのアクションフィギュア、シリーズ1のラインナップの紹介でした……が!
実はもう一つアイテムがあるのです。
それがこちら。
メズコ 4インチアクションフィギュア ボックスセット
ウェクスター&アックスコップ
アックスコップが跨るのは、ペットである「ウェクスター」!
今まで紹介した3人はブリスター販売でしたが、恐竜ウェクスターは大型アイテムとしてボックス販売されました。
しかしこのデザイン!うわなんだこりゃ馬鹿か!?
「両腕がガトリング銃となったティラノサウルス」の文面だけで射精するくらいイカすぜ!男の子が大好きなものをすべて詰め込んだ感じだ!
可動のほうは口の開閉と両腕のガトリングが根本で可動するだけですが、シリーズ中の他のフィギュアと比べて明らかにディテールが異常です。
リアルすぎるのです。
このリアルさ、何か引っかかります。
ものすごい既視感を感じます。
既視感の原因であるPAPO社のティラノサウルスと並べてみました。
ビックリするほどそっくりです。
パーツの角度などの細かい部分は微妙に異なるのですが、ポーズや全体的な印象などは同一のものに見えます。
OEM製品なのかな……?
近くで見ると、ウェクスターのほうが肌のモールドが若干ヌルいです。
シリーズの他の製品に合わせてあえてディテールの密度を落としたのかしら?それともただ単にPAPO製品から型取りしたための劣化……?
あくまで個人的な予想なので、詳細は謎です。
ボックスセットに付属しているアックスコップは通常版とは違い、ウェクスターに跨れるようにがに股気味になっているほか、表情も落ち着いたものになっています。
アルティメットバトルの始まりだ!
というわけで、アックスコップのアクションフィギュアの紹介でした。
アックスコップ、何もかもがブッ飛んでて最高に面白いので超オススメです。興味があったらぜひ。
英語のWebコミックですが、英語読めなくてもフィーリングでなんとかなりますから。
2Pカラー
警官コスプレエミリアさん。触発されたさ!
| 2014-08-26 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
パシフィック・リム アクションフィギュア シリーズ3 - 2014.03.30 Sun
こんにちは。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ネカ社が展開しているパシフィック・リムのアクションフィギュアのシリーズ3を入手しました。
ので、今回はそれをご紹介したいと思います。
ちなみに以前のシリーズについては過去にいくつか記事(シリーズ1のジプシー・デンジャー、シリーズ1のナイフヘッド、シリーズ2)を書いていますので、そちらを参照してください。
ネカ 7インチアクションフィギュア
チェルノ・アルファ
みんな大好きチェルノ・アルファ。
待望のアクションフィギュア化!
シリーズ1のジプシー・デンジャーとサイズ比較。
全高79mのジプシー・デンジャーに対してチェルノ・アルファの全高は85m。
さすがにでかい!
一般的な怪獣フィギュアとして、ウルトラ怪獣シリーズとの比較。
巨大ヤプールは50mなのでだいたいこれくらいのサイズ比になると思いますが、それにしてもでかい。
たたかえ!チェルノ・アルファ!わるいプリカーサーヤプールじんをやっつけろ!
劇中同様、腕が伸縮します。ハンマー・パワーだ!
しかし可動部分としては地味な部類だぞ!
可動といえば、このパシフィック・リムのアクションフィギュアシリーズ、これまで商品化されたイェーガーたちはデザイン上の問題もあってか基本的に可動範囲がものすごく狭かったんですが、このチェルノ・アルファは一味違います。
可動に干渉するパーツが少ないためか、とにかくめちゃくちゃよく動きます。
特に下半身の可動がすごいです。
股関節はかなり大きく動く上に足首の接地性が非常に高いのでハイキックだってお手の物。
また、膝も異様に曲がるのでうんこ座りだってできます。
コンビニの前でたむろするチェルノ・アルファ。
足腰が強いのでジプシー・デンジャーを上に乗せても平気だ!
とかやってたらさっそく膝関節がヘタってきたぞ!
体育座りだってできるぞ!カワイイヤッター!
とにかくよく曲がる!よく動く!もはやどうなってるのかわからん!ゲッダン!
あと、頭がまっ平らなのでこんなこともできますね。
これで「ドシャッ」みたいな効果音がついていれば完全に車田落ちです。
とにかく今までのイェーガーの常識を覆す可動範囲に大満足。
さすが一番人気なイェーガーだけはある!
では、次はこちら。
ネカ 7インチアクションフィギュア
コヨーテ・タンゴ
シリーズ3で商品化された2体のイェーガーはチェルノ・アルファだけじゃない!
我らが日本代表イェーガーのコヨーテ・タンゴもいるぞ!
怪獣オニババを討伐し、幼き日のマコを助けた英雄的機体!
そして今回のアクションフィギュアシリーズ3の残念賞担当だ!
そうです。残念賞です。
なんせこのコヨーテ・タンゴ、可動範囲が今までのイェーガーの中でも最低と言ってもいいレベルで動きません。
肘も膝も股関節もせいぜいこの程度が限界。
派手なアクションなどイェーガーのやることじゃねえ!男は黙ってキャノン砲!みたいな潔さすら感じられます。
このままではさすがに怪獣に勝てないと思った僕は、コヨーテ・タンゴの有効な運用方法を模索することにしました。
そして行き着いたのがこちら。
コヨーテ・タンゴ、トランスフォーム!
ゴギガガガギゴ(例の効果音)
遊戯王かな?
コヨーテ・タンクモード!
……とまあ、単なるオレ変形という痛い遊びなんですが!
デザインはカッコいいんだけどなあ。
イェーガーは基本的に棒立ちしてるだけでもカッコいいのが救いと言ったところでしょうか。
それゆえ、デザインがカッコいいだけになおさら惜しいぞ!
ネット通販などを見るとたいていチェルノ・アルファとコヨーテ・タンゴをセットで販売しているのですが、チェルノの完成度に比べてコヨーテ・タンゴが完全にオマケ状態になっているのが悲しいところ。
壮絶なコヨーテ・タンゴdisになりますが、チェルノだけ欲しいから半額にしてくれ!という方も少なくないのでは……?
お次は怪獣の紹介!
シリーズ1ではナイフヘッドが、シリーズ2ではレザーバックが商品化されましたが、シリーズ3ではついにあの怪獣がリリース!
そうです!劇中でもジプシー・デンジャーを苦しめたあの怪獣!
もう、おわかりですね!
ネカ 7インチアクションフィギュア
ナイフヘッド(バトルダメージ版)
そうですナイフヘッド君の登場だァァァァァァwwwwwフヒッwwwッッwwwwww
すいません!怒らないで!
ちゃんとシリーズ1の通常版とは差別化されているんです!
今回はバトルダメージ版なので、身体の右側面にカイジュウ・ブルー(怪獣の体液)がねっとりとペイントされているぞ!
あっあっちょっと待って、それだけじゃないんです!
実は今回のナイフヘッドには通常版とは違う隠された秘密があるんだ!
なんと通常版からサイズ5割増!!
5割増!つまり50%アップ!もはや説明不要のデカさを超えて意味不明なデカさだ!
ジプシー・デンジャーと比較!
劇中のサイズ比に近くなったぞ!
これでもう小さいなんて言わせねえ!
しかし5割サイズアップして劇中設定の96mに近い比率になったということは、シリーズ1のナイフヘッドは64m程度しかなかったことに……?
デカくなったことで可動も大幅パワーアップ!
腕が横方向に開くようになったほか、首、膝、手首、足首の可動の追加(肘と膝はロールも入っているぞ)、およびもう一対の複腕も可動するようになったぞ!
ただでさえデカいのに腕が開くのでかなり威圧的!
ジプシー・デンジャーと対決!
Bボタンで パシフィックパンチだ!
せっかくなので、先日発売された『魂EFFECT ACT IMPACT』と組み合わせてみました。
ナイフヘッド襲来イメージ!重量感大幅アップ!
微妙な可動から繰り出されるジプシー・デンジャーのヘナチョコパンチも一気に強そうに見えてくるぞ!
というわけで、バトルダメージ版ナイフヘッドでした。
正直なところ、最初は「また使いまわしか……」と思ったんですが、サイズアップによってかなり満足度の高いものになっています。
ちなみにシリーズ3にはもう一体「アックスヘッド」という怪獣がラインナップされているんですが、ぶっちゃけナイフヘッドの頭の形をちょっと変えただけの使いまわし怪獣なので改めて紹介する必要もないでしょう!
……とも思ったんですが、実際見てみると案外ナイフヘッドとは違うんだな、これが!
というわけでアックスヘッドの紹介もいくぞオラァ!
ネカ 7インチアクションフィギュア
アックスヘッド(トレスパッサー)
人類が始めて遭遇した怪獣ことアックスヘッド。
ちなみに商品名は「トレスパッサー(侵入者)」となっています。
後ろから。
ナイフヘッドと比べて背中の甲羅がかなり大きいです。
ナイフヘッドと比較。
こうして見ると、ナイフヘッドとは首周りの肉のつき方がまったく違うことが分かります。
なで肩にも見えるナイフヘッドと比べると、アックスヘッドはかなりいかつい体格に見えますね。
横から。
頭と背中以外はまったく同じなのに全然印象が違ってて面白いです。
アックスヘッドで遊ぶぞ!冒頭シーン再現だゴラァ!
これがやりたかったんじゃ~。
いかつい体格と頭部の形状から、なんだか北斗の拳に登場するモヒカンの暴徒みたいに見えてきたぞ。
ちなみに、チェルノ・アルファ&コヨーテ・タンゴと同じく、アックスヘッドはナイフヘッドとセット販売になっております。
サイズ5割増によってブリスターサイズまでデカくなったナイフヘッドを、同じブリスターサイズのアックスヘッドとセット販売する狂気の沙汰!日本の住宅事情など知ったことではないと言わんばかりだ!
以上!
パシフィック・リムの7インチアクションフィギュアのシリーズ3の紹介でした。
このシリーズ、次回商品化される怪獣は「スカナー」だそうです。
またナイフヘッドのコンパチ怪獣か!この調子だとブレードヘッドも近いうちに商品化されそうだな!
でもスカナーってカテゴリー4最大級の134mとかいう狂ったサイズだった覚えが……これが商品化されたときどうなるのか、オラワクワクしてきたぞ!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
ネカ社が展開しているパシフィック・リムのアクションフィギュアのシリーズ3を入手しました。
ので、今回はそれをご紹介したいと思います。
ちなみに以前のシリーズについては過去にいくつか記事(シリーズ1のジプシー・デンジャー、シリーズ1のナイフヘッド、シリーズ2)を書いていますので、そちらを参照してください。
ネカ 7インチアクションフィギュア
チェルノ・アルファ
みんな大好きチェルノ・アルファ。
待望のアクションフィギュア化!
シリーズ1のジプシー・デンジャーとサイズ比較。
全高79mのジプシー・デンジャーに対してチェルノ・アルファの全高は85m。
さすがにでかい!
一般的な怪獣フィギュアとして、ウルトラ怪獣シリーズとの比較。
巨大ヤプールは50mなのでだいたいこれくらいのサイズ比になると思いますが、それにしてもでかい。
たたかえ!チェルノ・アルファ!わるい
劇中同様、腕が伸縮します。ハンマー・パワーだ!
しかし可動部分としては地味な部類だぞ!
可動といえば、このパシフィック・リムのアクションフィギュアシリーズ、これまで商品化されたイェーガーたちはデザイン上の問題もあってか基本的に可動範囲がものすごく狭かったんですが、このチェルノ・アルファは一味違います。
可動に干渉するパーツが少ないためか、とにかくめちゃくちゃよく動きます。
特に下半身の可動がすごいです。
股関節はかなり大きく動く上に足首の接地性が非常に高いのでハイキックだってお手の物。
また、膝も異様に曲がるのでうんこ座りだってできます。
コンビニの前でたむろするチェルノ・アルファ。
足腰が強いのでジプシー・デンジャーを上に乗せても平気だ!
とかやってたらさっそく膝関節がヘタってきたぞ!
体育座りだってできるぞ!カワイイヤッター!
とにかくよく曲がる!よく動く!もはやどうなってるのかわからん!ゲッダン!
あと、頭がまっ平らなのでこんなこともできますね。
これで「ドシャッ」みたいな効果音がついていれば完全に車田落ちです。
とにかく今までのイェーガーの常識を覆す可動範囲に大満足。
さすが一番人気なイェーガーだけはある!
では、次はこちら。
ネカ 7インチアクションフィギュア
コヨーテ・タンゴ
シリーズ3で商品化された2体のイェーガーはチェルノ・アルファだけじゃない!
我らが日本代表イェーガーのコヨーテ・タンゴもいるぞ!
怪獣オニババを討伐し、幼き日のマコを助けた英雄的機体!
そして今回のアクションフィギュアシリーズ3の残念賞担当だ!
そうです。残念賞です。
なんせこのコヨーテ・タンゴ、可動範囲が今までのイェーガーの中でも最低と言ってもいいレベルで動きません。
肘も膝も股関節もせいぜいこの程度が限界。
派手なアクションなどイェーガーのやることじゃねえ!男は黙ってキャノン砲!みたいな潔さすら感じられます。
このままではさすがに怪獣に勝てないと思った僕は、コヨーテ・タンゴの有効な運用方法を模索することにしました。
そして行き着いたのがこちら。
コヨーテ・タンゴ、トランスフォーム!
ゴギガガガギゴ(例の効果音)
コヨーテ・タンクモード!
……とまあ、単なるオレ変形という痛い遊びなんですが!
デザインはカッコいいんだけどなあ。
イェーガーは基本的に棒立ちしてるだけでもカッコいいのが救いと言ったところでしょうか。
それゆえ、デザインがカッコいいだけになおさら惜しいぞ!
ネット通販などを見るとたいていチェルノ・アルファとコヨーテ・タンゴをセットで販売しているのですが、チェルノの完成度に比べてコヨーテ・タンゴが完全にオマケ状態になっているのが悲しいところ。
壮絶なコヨーテ・タンゴdisになりますが、チェルノだけ欲しいから半額にしてくれ!という方も少なくないのでは……?
お次は怪獣の紹介!
シリーズ1ではナイフヘッドが、シリーズ2ではレザーバックが商品化されましたが、シリーズ3ではついにあの怪獣がリリース!
そうです!劇中でもジプシー・デンジャーを苦しめたあの怪獣!
もう、おわかりですね!
ネカ 7インチアクションフィギュア
ナイフヘッド(バトルダメージ版)
そうですナイフヘッド君の登場だァァァァァァwwwwwフヒッwwwッッwwwwww
すいません!怒らないで!
ちゃんとシリーズ1の通常版とは差別化されているんです!
今回はバトルダメージ版なので、身体の右側面にカイジュウ・ブルー(怪獣の体液)がねっとりとペイントされているぞ!
あっあっちょっと待って、それだけじゃないんです!
実は今回のナイフヘッドには通常版とは違う隠された秘密があるんだ!
なんと通常版からサイズ5割増!!
5割増!つまり50%アップ!もはや説明不要のデカさを超えて意味不明なデカさだ!
ジプシー・デンジャーと比較!
劇中のサイズ比に近くなったぞ!
これでもう小さいなんて言わせねえ!
しかし5割サイズアップして劇中設定の96mに近い比率になったということは、シリーズ1のナイフヘッドは64m程度しかなかったことに……?
デカくなったことで可動も大幅パワーアップ!
腕が横方向に開くようになったほか、首、膝、手首、足首の可動の追加(肘と膝はロールも入っているぞ)、およびもう一対の複腕も可動するようになったぞ!
ただでさえデカいのに腕が開くのでかなり威圧的!
ジプシー・デンジャーと対決!
Bボタンで パシフィックパンチだ!
せっかくなので、先日発売された『魂EFFECT ACT IMPACT』と組み合わせてみました。
ナイフヘッド襲来イメージ!重量感大幅アップ!
微妙な可動から繰り出されるジプシー・デンジャーのヘナチョコパンチも一気に強そうに見えてくるぞ!
というわけで、バトルダメージ版ナイフヘッドでした。
正直なところ、最初は「また使いまわしか……」と思ったんですが、サイズアップによってかなり満足度の高いものになっています。
ちなみにシリーズ3にはもう一体「アックスヘッド」という怪獣がラインナップされているんですが、ぶっちゃけナイフヘッドの頭の形をちょっと変えただけの使いまわし怪獣なので改めて紹介する必要もないでしょう!
……とも思ったんですが、実際見てみると案外ナイフヘッドとは違うんだな、これが!
というわけでアックスヘッドの紹介もいくぞオラァ!
ネカ 7インチアクションフィギュア
アックスヘッド(トレスパッサー)
人類が始めて遭遇した怪獣ことアックスヘッド。
ちなみに商品名は「トレスパッサー(侵入者)」となっています。
後ろから。
ナイフヘッドと比べて背中の甲羅がかなり大きいです。
ナイフヘッドと比較。
こうして見ると、ナイフヘッドとは首周りの肉のつき方がまったく違うことが分かります。
なで肩にも見えるナイフヘッドと比べると、アックスヘッドはかなりいかつい体格に見えますね。
横から。
頭と背中以外はまったく同じなのに全然印象が違ってて面白いです。
アックスヘッドで遊ぶぞ!冒頭シーン再現だゴラァ!
これがやりたかったんじゃ~。
いかつい体格と頭部の形状から、なんだか北斗の拳に登場するモヒカンの暴徒みたいに見えてきたぞ。
ちなみに、チェルノ・アルファ&コヨーテ・タンゴと同じく、アックスヘッドはナイフヘッドとセット販売になっております。
サイズ5割増によってブリスターサイズまでデカくなったナイフヘッドを、同じブリスターサイズのアックスヘッドとセット販売する狂気の沙汰!日本の住宅事情など知ったことではないと言わんばかりだ!
以上!
パシフィック・リムの7インチアクションフィギュアのシリーズ3の紹介でした。
このシリーズ、次回商品化される怪獣は「スカナー」だそうです。
またナイフヘッドのコンパチ怪獣か!この調子だとブレードヘッドも近いうちに商品化されそうだな!
でもスカナーってカテゴリー4最大級の134mとかいう狂ったサイズだった覚えが……これが商品化されたときどうなるのか、オラワクワクしてきたぞ!
| 2014-03-30 | 未分類 | Comment : 0 | トラックバック : 0 |
『あくむす』1巻発売のお知らせ - 2014.03.02 Sun
こんにちは。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、電撃G'sコミック様にて連載させていただいている『悪ノ喜劇化ぷろじぇくと あくむす』のコミックス1巻が発売されました!
初めての単行本!ビックリ!
単行本を出すにあたってお力添えを頂いたすべての方と読者の皆様にこの場を借りて皆様に感謝します!感謝っ……!圧倒的感謝っ……!
よろしければ以下のリンクからお買い求めいただけます。
Amazon
アニメイト
ちなみにアニメイトにて購入すると特典としてメッセージペーパーがつきます。
特典は無くなり次第配布終了となります!よろしくお願いします!
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